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日陰だからこそ・・・

日陰だからこそ、映える庭があるのをご存知ですか?

 

日当たりが良くないと、美しい庭は作れない?
いいえ、そんなことはありません。

 

日陰を好む植物や、日陰にも耐える植物は、意外にもたくさんあるのです。

 

今回は、日陰に強く、一度植えれば毎年楽しめて、手のかからない植物をご紹介します。

 

■ギボウシ
「日陰といえばギボウシ」と言われるほど代表的な植物です。
白・黄・緑・黄緑・青・斑入りなど、たくさんの葉色があるので、
庭に合わせてバリエーションを楽しめます。

新芽も美しく、可憐な薄紫色の花をつけます。
一般的には大きく見事に育ちますが、サイズ控えめの品種、
ヒメギボウシも可愛らしくておすすめです。

 

■ワイルドストロベリー
春から秋まで断続的に花が咲き、白い花と赤い実が同時につきます。
黄緑色で可愛らしい葉も鑑賞用として楽しめます。
お手入れは特に必要なく、背の低いグラウンドカバーとしても適しています。
ランナーとこぼれダネでよく増え、乾燥している場所でも大丈夫です。

 

■リシマキア・ヌンムラリア
小さくてまるっこい葉をびっしりとあしらい、横に広がる性質があります。
耐寒性が強くすぐに増え、半常緑性(寒冷地では冬に落葉)、
また雑草を抑える役割も果たすのでグラウンドカバーとしても重宝します。
植え付けたあとのお手入れは特に必要ありません。

 

■ホタルブクロ
梅雨入りごろに、淡紅・淡紫・白色の花を数輪、つり鐘形に咲かせ、風にそよぐ花姿は見ものです。冬は茎葉が枯れて根の状態で過ごす宿根草ですが、翌年も新芽に花が見られます。お手入れは特に必要なく、地下のランナーでよく増えます。名前の由来は、「子どもたちがホタルを花の中にいれて遊んでいたから」など諸説あります。

 

■タマリュウ
とにかく丈夫で、手入れはほとんどいりません。
春に、枯れたり変色した前年の葉を取り除く程度でOKです。
増やしたい場合は、掘り起こして株分けをすると、手軽にたくさん増やすことができます。こちらも春が適しています。
一年を通じて常緑なので、駐車場やアプローチのすき間に植えると美しい姿を鑑賞できますよ。
また、晩秋にはブルーブラックの実を葉の中にひっそりとつけます。
皮をむいてポン、と地面に落とすとよくはずむので、「はずみ玉」、その美しい澄んだ色から「リュウの目」などと別名もいろいろあります。

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