角地のよさを生かしたナチュラル外構
カーポートを主役にした外構造園デザイン
カーポートを設けたいというお施主様のご希望で、
まずはカーポートの位置決めからスタートしました。
敷地が南西の角地でしたので、まず西側を車の出入り口(駐車スペース)に決定、
南側には玄関へ続くアプローチを設計しました。
角地なので、出入りに二方向使うことができます。
洗い出しと天然石のアプローチ
玄関から続くのは、洗い出しと天然石のアプローチです。
天然石は、長野産の諏訪鉄平です。一枚一枚が大きく、迫力があり
色調や模様には人工的には創り出せない美しさがあります。
洗い出しコンクリートは直線で終わらせず、斜めに伸ばしました。
「長方形」にした場合と比べると
入口に広がりを持たせ、デザイン性も増してかっこよくなります。
目隠しフェンスは天然木
天然木の板塀は、アルミフェンスよりも低コストで
温かくナチュラルな雰囲気を演出することができます。
木の素材感とそのすき間が圧迫感を軽減し、目隠しの役割もきちんと果たします。
天然木ですので、「塗装が剥げてアルミが見えてきてしまった」という心配もありません。
一年を通して植栽を楽しむ
植栽は、新緑や紅葉が楽しめる木々を選びました。
来る人を迎え入れるように アーチを描いていますね。
右と左に、それぞれ背の高いカエデとモミジを植えました。
一歩奥のナツハゼも、時期が来ると真っ赤に紅葉してきれいですよ。
飛び石でつなげた芝生のお庭
アプローチをはさんで反対側には、芝生のお庭が広がります。
空間どうしが孤立しないように、アプローチとお庭を飛び石でつなぎました。