住む人の快適さ・プライバシー・安心感を「形」にしたエクステリア|オープン外構|群馬県富岡市
建物の配色がとてもおしゃれな邸宅です。
その雰囲気を大切に、外構の設計をさせていただきました。
リビングと、ウッドデッキテラスのプライバシーを守るのは天然木の板塀です。
そこにアクセントにもなる英字の表札を設け、目隠しと門柱の役割を同時に担います。
表札の並びにインターホンがないことにお気付きでしょうか。
ここにインターホンをつけると、せっかくのご家族の空間である
ウッドデッキテラスやリビングが来客から丸見えになってしまいます。
ご自宅で過ごすご家族の空間はいつも安心できるものであるべき。
そこで、インターホンとポストは建物から距離をとり、
敷地の入り口付近にデザインしたL字通路の角に、
しかも建物に顔が向かないように設置しました。
感覚的に作用する「見えない壁」でご家族の空間を守ります。
ウッドデッキテラスは、玄関横のリビング前に広がるスペースから、
建物に沿ってお庭の先にあるお勝手口まで伸びています。
お庭でひと息つくときや遊ぶとき、軽食を楽しむときのベンチにもなります。
また、玄関ドアをあけたところに、ほどんど軒(屋根)がなかったこちらの邸宅。
施主さまのご希望で、軒を後付けすることになりました。
建物のイメージをそのままに、スタイリッシュな柱を立て軒をのばします。
これで、雪の日も雨の日も大丈夫。濡れずに傘を畳んだり、鍵を出したりできますね。
庭木の緑も黒い屋根に映え、優しくいい雰囲気を出してくれます。