地域の憩いの場へ 表情のあるお庭|外構造園工事|上尾市
施主さまのお人柄を、家の外にも広げたような表情豊かなお庭になりました。
東向きの和室前には、ベンチにもなる板塀を設計。
天気の良い日には、朝日を浴びながらご近所との世間話を楽しみ、
気持ちの良い夕暮れには、夕涼みの場にもなります。
板塀の板は、建物の窓に雰囲気を合わせて縦に施工しました。
縦貼りの板塀は、横貼りとは違った重厚感を演出してくれます。
奥の和室から眺める中庭(板塀の裏側)には、
背が低めで、和を意識した下草を植栽。
石のステップが、建物正面から中庭へ誘導します。
玄関へ続くアプローチには、大きめのタイルで変化をつけ、
かつお手入れが少しでも楽になるよう設計しています。
インターホンを左に入り、大きなタイルを進むと、
リビングをそのまま引き出したようなウッドデッキが広がります。
タイルとウッド。
異素材×異素材の間には、その印象を和らげる庭木が
アイストップの役割を兼ねて立っています。
(アイストップとは、造園語で「人の注意を向けるよう意識的に置かれたもの」をいいます。
訪ねてきた人に、そのままリビングを覗かれることがないよう配慮しています。)
こちらは、施主さまのご希望でシラカバを植栽しました。
完成が冬季だったので緑が少ないですが、
春には、芝やシラカバの葉がきれいな緑を見せてくれると思います。